車の本質

前回の続きになりますが、車って乗り手がイジれる範囲を残しているほど、かわいいものだと思うんです。
今の車はなんでも電子制御が働いていて、誰でもそれなりにスピードだけなら速く走ることができます。
しかし、車はそのスピードを乗り手がコントロール出来るかが安全の目安だと思うんです。
スピードをコントロールするなら単純にブレーキですが、ブレーキだけで車が止まるなら事故は起きません。
車にはオートマでも必ずギヤが存在するわけで、高いギヤのままブレーキを踏んだところで止まるはずがないのです。
よくミニバン乗りにあおられますが、ほんと素養が足りないと感じます。
もともと重心が高い上にFFが多く、とても危険な感じがします。
私たち軽バンは高速ではなめられますので。
私はスバル内製時代のサンバーを所有してますが、非常に手がかかる車です。
オイル漏れはするし、アイドリングの不調や、ヘッドライトの球切れや、挙げればキリがないです。
しかし、その手がかかることが実は車のコンディションを理解していく重要なことだと痛感しています。
こいつのコンディションを如何に上機嫌に持っていくがが、仕事をしていく上で欠かせないのです。
ほんのすこし手をかけることでサンバーはとてもいい仕事をしてくれます。
毎週のことのように何かしら取り替えてますが、サンバーは底を見せないんです。
どんどん良くなっていくんです。
フレーム吸気を変更したり、オイルキャッチタンクをつけたり、いろいろやってますが、そのレスポンスの向上には底がないのです。
ほんとに楽しい車です。